2009'01.08.Thu
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花井→モモカン
しのーか、みずたに、さかえぐちのもどかしい△関係
いずみ→みはし(いずみは?)
的なテキスト糖度0をつらつらつづれたらいいなあな期間限定個人的な夏が終わるまでサイトにございます。
2007'08.27.Mon
泉出てこないけど泉←三橋だとおもいたい
いつもの如く捏造ばりばりなのでお気をつけくださいお願いします。 二年生でも泉と三橋は同じくらすなんだよ! 俺はあんまり、背が伸びなかったな。 そんなことを考えた。 隣の席に座る女の子がうっかり落としてしまった消しゴムを拾いながら。 背があまり伸びなかったのに比例して腕の長さも変わらないんだ。 夏が終わって秋が近づいて、二年生の夏は惜しいところで終わってしまった。 それから俺はいまいち、何にも身が入らない。九月の風は涼しくて心の奥をひんやりとくすぐってすり抜けていく。 いくつものタコができた硬い投手の指先で消しゴムをなぞる。 どうしてコレがボールじゃ、ないんだろう。 「・・・橋くん?」 「う、ぉっ・・。」 消しゴムを落とした当の女の子が不思議そうに俺を覗き込んでいた。 茶色味がつよいくるりとした目。 「お、れ、ごめん・・っ!」 あわてて消しゴムを差し出せば彼女はふんわりと笑った。 どうしてあやまるの。とわらってありがとうと俺の掌に納まった消しゴムに手を伸ばす。 少し伸びた爪が作り出す陰がとても女の子らしい、と、思う。 自習ということもあって周りはみんな思い思いに寛いだり寝たり小声で喋っていたりする。 視界の端っこにうずくまったままの黒い頭を捕らえたけれど、彼女の茶色の目に吸い込まれるように俺の視線はすっと横を向いた。 「ねえ、三橋君・・今日は野球部無いよね?」 「・・・う、うん。自主練習、だよっ。」 彼女の指先が俺の掌に触れた。 視線は消しゴムに落とされたまま、かすかに伏し目がちに、睫毛の淵がふるえていた。 「・・・少しだけ用事があるの。」 時間、もらえるかな? 俺の掌に触れた細い指先は乾いて冷たく震えていて、 俺はとっさにその指先をやんわりと掴んでしまった。 俺は、俺を、捕らえる視線があるのを知っていた。 けれどその視線を望んじゃ、いけないのもしってるんだ。 「・・・屋上って鍵開いてたんだ。」 「一年生のとき、たじまくんが壊した、んだよっ。・・・花井くんがこっそりあたらしい鍵をつけたんだ。」 でも野球部のひみつの場所なんだ。 呆然と呟く彼女の横をすリ抜けて俺はフェンスにつかまった。 サッカー部の一年生がボール磨きをする横で筋トレに励む二年生が見える。 野球、したいな。 泥まみれ汗まみれになってボールを追いかけたい。キャッチャーミットに吸い込まれる白いボール。 監督が言うには、適度な休息をとることが何より大切だとの事だけれど許されるなら毎日グラウンドにいたい。 屋上の風は夕方のキツイ残照に照らされた頬をゆっくりとほどいていく。 手すりに背を預けて、どうにか引きつった笑顔でおれは彼女を手招きした。 困惑を隠そうとしない彼女はけれどゆっくりとフェンスに背中を預ける。 一人分の距離が余所余所しくて、けれど教室にいるときよりも距離は近いのにどこか寂しい。 サッカー部の掛け声と少し涼しい風のすり抜ける音が屋上には満ちていた。 「・・・・三橋君のこと、好きなの。」 ずっと見てた。 ぽつりと零れる言葉は屋上を満たす。急にサッカー部の気配や残照の厳しさが遠ざかる。 「わたし、誘われて試合見にいったの。一年生のとき。友達が、田島君が凄いからってむりやりわたしをひっぱってったの。」 「凄かった。わたし、野球のルールも知らなくて、相手は去年の優勝校って聞いてて、でもずっとなげてる三橋君から目が離せなかったの。」 知っていた。 「今年同じクラスになったとき本当に嬉しかった。三橋君はわたしのことなんか知らないってしってたけど、席替えで隣になって、ふつうに喋って、本当に三橋君が好きになってた。」 俺は、視線にどうしても敏感だから。 「もしもね、三橋君に付き合ってるひとも好きな人もいないんだったら、・・・っ」 俺は咄嗟に彼女の唇を指で押さえてしまった。 柔らかい唇に、俺のがさついた投手の指が触れる。 屋上に来てから初めて彼女が俺の目を見た。 溢れる。それでも眦にきつく力をこめてなかないようにしている彼女が、 飛び込んでくる柔らかいからだ。 あんまり背が高くないおれでもすっぽりと抱きかかえられる、それが不思議だった。 2、3回だけ告白されたことがある。 そのこたちも、ずっとすきだった。とかずっと三橋君をみてた。って言う、んだ。 でもきっとそのこたちのずっとは一月とか、それくらいだ。 でもこの子は一年生の公式戦の一回線からずっときてた。 たまたまお母さんや浜ちゃんたちの傍で所在なさげにきょろきょろしてて、でも回が進むごとに食い入るように、雨も気にしないでマウンドをみてた、のをしってる。 __がんばって!唇だけで叫んでいたのをおれは見た。 もしも、だれか女の子を好きになってつきあっていきならこのこ以外にはないと思った。 きっと穏やかにすきになって、やさしくして、されて、時々は喧嘩して、それで俺達はつきあっていくんだろう。 けれど俺は。 「・・・・・ごめん、なさい。好き、な人がいるんだ。」 一生口外できないけれど。 それでも、なにがあっても傍にいたいって思うのは。 ただ思うだけ、だけれど、それでも満たされてしまうのは。 何も言わずに彼女をゆっくり押しのけた。 いつもの笑顔で涙だけで彼女は泣いていて、俺は見ていられなくて背を向けた。 走り去る音。きぃっとドアが開いて閉まる音。 もう一度フェンスに背中を預けて座り込んだ。 コンクリートでかためられた地面があつくて、夕日から逃れたくて目を閉じた。
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